英彦山麓の豊かな自然環境と連続する公園的、広場的な施設への転換をテーマにした既存施設の内装改修のプロポーザルプロジェクトコンペで特定されました。
 内装を同一の杉の素地で構成するとともに既存の壁面採光を木製ルーバーで制限し、新たに設けたトップサイドライトと照明による上からの光を主とすると共に、回遊散策式の動線など買い物客の滞留時間を長くするような工夫を行いました。
 また、杉の素地による販売棚は、可動性・移動性を持たせ、個人が自由に出荷する直売所の性格に対応するようにしています。

壁面採光の制限と上からの光
木質感を活かした内装
可変・可動式の販売棚
格子による壁面外光の制限