戦後直後にRC造で再建された小倉城天守閣の展示リニューアルに併せた内装改修について設計監理を行ないました。
 復元天守は、本来の最上部以外に破風の無いシンプルなデザインに、姫路城を参考としていくつかの破風が追加されて再建されたため、躯体に複雑な部分が生じ、建物内部から見た時のその面白みが活かせるような内装となるように配慮しました。また、各階ごとの展示テーマの世界観に合わせたデザインとしています。

1階体験ゾーン 戸外の雰囲気を意識した内装
1階シアター 防音仕様になっています
2階展示室 往時を偲ぶ夜空をイメージした幻想的空間
3階展示室 武蔵と小次郎の関係に思いを馳せる緊張感のある空間
力強いデザインの手すり